オンラインサロン運営に必要なモノ

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]
こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロンは『待ち合わせ場所』が大事な理由が述べられています。

 

オンラインサロン 投稿日2018年7月4日(水)


【※長文です。時間のある時に読んでください】
タイの奥の奥の、そのまた奥の村に来ております。
3~4年後に出版する絵本のロケハンです。
宿泊している宿(コテージ)の近くのカフェの店主と仲良くなりました。 写真を撮ってくれたり、タイ語をたくさん教えてくれるイイ男です。
今回の投稿は、この絵本制作にも繋がるお話。
『オンラインサロンを運営し続けていく上で、絶対に外せない【待ち合わせ場所づくり】について』
です。
 
 
オンラインサロン運営に必要なモノって何だ?

今、様々なオンラインサロンがあって、その内容もバッラバラですが、“オンラインサロンを運営し続けていく上で必要な条件”は、どのオンラインサロンも大体同じ。
それは…
『待ち合わせ場所である』
ということですね。
 
『待ち合わせ場所』にならないオンラインサロンは物凄いスピードで廃れていきます。
ちなみにウチの場合は、「月額1000円」にしていて、それほど積極的にプロジェクトに参加しないような人も入ってきていると思うので(ROM専、全然オッケー!)、『待ち合わせ場所』云々の前に、まずは『読み物』として成立させるようにしています。
これはもう、天才漫才師&連続ベストセラー作家大先生のなせる技でして、
毎日3万字の文章を書くことが苦じゃありませんし、毎日3万字の文章を消費しても話のネタが枯渇することはありません。
口先だけで生きてきた人間をナメんでください(*^^*)
『読み物』というのは、言ってしまえば「俺の話を聞け~」なので、「ユーザーが参加できる余白」をデザインすることに命を懸けている“現代エンタメ”とは程遠い場所にあります。
しかしながら、全員が全員『行動して変わりたい』という人ばかりではなく、
「私は、ただ見ているだけでいい」という人もいます。
僕は世界を獲りたいので、そういう人達すら、サロンメンバーとして巻き込みたいです。
てなわけで、このオンラインサロンが『読み物』として……「ただ、読んでいるだけでも、月に1000円の価値があるよね」とする必要があると僕は考えます。
これはちょっと、サロンオーナーの欲が強すぎる特殊な例なので、あまり他のサロンには当てはまらないかもしれません。
その上で、サロンを運営し続けていく上で絶対に必要な『待ち合わせ場所』についてのお話です。
 
 
 
何がオンラインサロンの『待ち合わせ場所』になるの?

「理念」を前面に出すサロンオーナーさんがいらっしゃいますが、“行動を起こしたいヤツが掲げる理念”なんて、あの手この手で言葉を変えているだけで、大体どいつもコイツも同じことを言っているので、「理念」は『待ち合わせ場所』としては、あまり機能しません。
では、何がオンラインサロンの『待ち合わせ場所』になるのでしょうか?
答えは一つ……
『ソフト』
です。
「自分が所属しているコミュニティーが具体的にどんなソフトを生み出しているか?」が重要で、
「ソフトを生み出すまでの過程を共有すること」に価値があるのは勿論のこと、「ソフトを生み出してくれないとドヤれない」というのが一番大きいように思います。
つまり、「オマエ、西野のオンラインサロンに参加してるけど、何してるの?」と突っ込まれた時に(オンラインサロンをやっていると言われがち)、
「最近だと『えんとつ町のプペル』を作ったよ」 
と、『相手を一瞬で黙らせる力』をサロンメンバーが持っていることが大切で、その力というのが「圧倒的ソフト」です。
その力がないと、サロンメンバーは攻撃を受けてしまうし、もっと言うと、ドヤることができません。
サロンを運営していく上では、定期的にソフトを生産することが大切なんですね。
堀江さんのサロンも、箕輪さんのサロンも、定期的に「圧倒的ソフト」を生み出していて、そのことが、彼らのサロンに参加しているメンバーを外敵から守ることに繋がっています。
オンラインサロンを運営していると、当然、利益が発生します。
隠したって仕方がないので、全部ブッちゃけると、このサロンでは月に750万円ほどの売上が発生しています(あ、もちろん、そこから、若干の手数料と、税金分が引かれるよ)。
そういえば、クラウドファンディングで『えんとつ町のプペル』を作った後も、『ポンチョ』だとか『チックタック』だとか、何やら絵本をポコポコ作っていると思いませんか?
実は、「クラウドファンディング頼りの作品制作は永続的に続けられない」と判断し、制作費の出元を、クラウドファンディングから、オンラインサロンにコッソリ移動していたのです。
今、ザックリと750万円の内訳を言うと、200万円が絵本の制作費にまわされて、残りが美術館の建築費にまわされている感じです。
オンラインサロンを続けている以上は、絵本や美術館といったソフトをポコポコ生み出し続けることができて、圧倒的なソフトを生み出し続ければ、オンラインサロンメンバーを守ることができるし、増やすことができます。
一見、クリエイターに『場』を提供しているような雰囲気のサロンオーナーですが、サロンオーナーを続けていくには、サロンオーナーが誰よりもクリエイターでなければいけない、という話です。
なので、オンラインサロンを運営できる人が、なかなかいないのだと思います。

以上、2018年7月4日(水)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

次回予告

「信用×○○屋」の可能性はまだ眠っている。

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